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きらり流れ星☆彡

今回の実験

2020/10/10 13:31 趣味 くらし 家族 健康

今回は生薬の実験


「漢方薬」は紀元前後の頃に中国で生まれた伝承医学における薬物療法で、

さまざまな天然の植物・鉱物・動物由来の生薬を配合して構成されています。

漢方薬の運用は、東洋医学的な診断方法(四診(望診・問診・聞診・切診))や

理論(陰陽虚実・気血水論・五臓論)により、

患者さん一人ひとりの体質に合ったお薬を選びます。



煎じ薬(刻み)

一番漢方らしい剤形です。生薬を吟味して用いる事が出来ます。煎じる手間がありますが、液体で、かつ不純物無しで服用するので効き目が非常に速やかで、他の剤形で効かないものでも煎じだと良く効いたりします。エキス剤の様に各種の添加物が入っていないので、アレルギーなどの方にもお勧めです。

他に、丸薬(煉蜜)、 末(まつ)、 散(さん)がある。



と、言うことで

葛根湯を煎じ薬(刻み)で調剤したものを使っての実験です。





煎じ薬は、生薬を煮てカスを去り、

ハーブティーあるいはスープの煮汁を取るようにして作ります。


が、多くの場合、


(生薬の成分と反応を起こす、ステンレスや鉄瓶は避けてください)


とあります。



では、推奨されている土瓶と

使用を薦められていない鉄瓶

更にエキス顆粒とで

飲み比べをしてみます





 

 

煎じ薬:煎じ方と飲み方

①1袋(1日分)を土瓶に入れます。

② 水をコップ(200cc)に3杯程度入れます。

③ 中火で10〜20分沸騰したら弱火にして煮こぼれないように。

容器の蓋はとっておく。

④容器内の水量が300cc(半分)になるまで煮詰める。(約40分くらい)

⑤火を止めて早めに漢方薬の袋を取り出す

⑥朝昼晩に3回わけて飲む




煎じている最中は桂皮(シナモン)の香りがよく出ている


さて、飲み比べてみると、


土瓶は漢方薬の味もよく出ていて飲みやすい

鉄瓶は味が薄く感じられる

エキス顆粒はかなり味が濃い



(生薬にはタンニンという成分を含有するものが多くあり、

鉄瓶を用いて煎じた場合は鉄錆びと化学反応を起こして沈殿物を生じたり、

煎じた液に影響を及ぼす場合がありますので使用しないようにして下さい。)



 という注意書きがあるので 一晩おいてみる。






多少の沈殿物があるが、これは煎じたあとに濾していないので、

最初の薬剤を入れたところから漏れ出たものと考えられる。

というのも↓



↑これは上澄み液で、これには沈殿が見られないためである




今回の実験でわかったこと


煎じ薬

毎日、煎じる手間がかかる。

生薬の組み合わせに限りなし。

生薬の加減ができる。

漢方薬本来の香りや味が出せる。

その他  一人ひとりに合うように調合し、より効果を高めることができる



エキス剤

携帯に便利。手間がかからない。

処方の種類に限りがある。

既製品なので生薬の加減ができない。

飲みやすいようにオブラートに包むことが可能。錠剤やカプセル剤もある。

その他  製薬会社によって、同じ処方でも生薬の構成や、添加物に違いがある。



煎じる際には鉄瓶ではなく、土瓶、またはホーローの鍋を用いて

煎じるのが良い。




   病は気から 

   といいますから

   煎じているときの香りも含めての

   効果かなあ、と思う。

  

   楽しい実験でした。
















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