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きらり流れ星☆彡

最近読んだ本

2021/04/18 15:52 趣味 くらし 家族

最近読んだのは



天空の蜂 東野圭吾著

 再読。

 発刊されたのは、1995年。

 原発の功罪を軸に、社会に警鐘を鳴らしつつ

 エンタメ作品としてきちんと成立。

 さすが東野圭吾。

 あの3・11後の10年という節目。ってことで、緊迫感と切実感を再読。

 上空1000メートルで行われた子供の救出劇は、緊迫感をさらに押し上げる。

 子供救出の場面があるのとないのでは、印象は大きく変わる。

 犯人当ての小説ではないけど徐々に”犯人”が判明していくのも

 サスペンスっぽい。

 映画化されています。



聖女の救済 東野圭吾著

 犯人は最初から分かっている。けれど、そのトリックが分からない。

 想定の斜め上から来た。

 浄水器使うときに、思い出しそう。

 子供が出来ないという理由で捨てられた綾音の悔しさ。

 自分と親友を裏切った夫を殺すための手段が秀逸。

 最後でタイトルの意味も納得。

 トリックが今回もまた見事で、

 凄まじい意志の強さに驚かされます。

 ガリレオシリーズ。

  東野さん、本当に面白い。


心とろかすような(マサの事件簿) 宮部みゆき著

 「俺の名前はマサ」で始まる、元警察犬にして探偵事務所の

 用心犬・マサが語る5つの事件簿。

 短編集。

 他の探偵ものと違って推理や個人的な調査が

 直接事件の解決に結びつきにくいシステムがむしろ良いというか

 それはそれとして犬としての仕事はしっかりやるあたり

 ちゃんとしていると思った。

 犬視点というのが新鮮

 普通に面白く、宮部みゆきの巧さが光る。

 マサが事件現場周辺にいる犬や猫、カラスといった動物達に

 聞き込み捜査をする場面が面白く、

 動物達による人間観察の鋭さにドキリ。

 我が家周辺にいる動物達も実はこんな世間話をしてたりして…

 と思うとちょっと苦笑い・・・


一路(上)(下) 浅田次郎著

 浅田次郎作品は、読み始めると面白くて読むのをとめるのが惜しいくらい

 参勤交代が話の中心で、

 参勤道中御供頭の小野寺一路は、果たしてこの仕事をまっとうできるのか?


 なんといっても、人物の表現が本当に興味深く、

 どの登場人物をとっても、それぞれの場面で笑いあり涙あり。

 一直線に頑張る主人公と、それを周りの人々が応援する姿がよい

 ストーリーに引き込まれます。

 次から次へと災難が降ってわいてきて、

 悪役はいかにもという感じで、物語は進行。

 浅田さんの作品は人の情に訴えかけてくる形の作品が多く

 雪山の行軍が印象深い。


 調子のよい語り口、笑いと涙を織り交ぜた巧みな構成、

 個性の際立つ登場人物たち。

 話に引き込まれて思わず涙する場面もありました。



今回もあっという間に読み終えました。










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