旧松澤家住宅古民家解説会が10/8にあり、
時間にはちょっと遅れてしまいましたが、ダメ元で参加の声掛けをしてみました。
「ちょうど少し前に始まりましたからどうぞ」
言って頂き、北区飛鳥山博物館 学芸員とボランティアの方の解説を拝聴。
旧松澤家は北区浮間地区に建てられていた古民家を移築復元したもの。
昭和初期までは度々洪水に見舞われたという。
赤羽自然関節公園の中にあるふるさと農業体験館です。
茅葺き屋根は荒川岸のヨシやオギが使われていたそうです。
なんと4200束!
普段は屋根裏に登る梯子階段はかけられていませんが
一年に一回のこの解説のときは上に登ることができます。
↑ 屋根裏
「写真もどうぞ」
と言って頂きパチパチと。
主屋は食違い四つ間取りの桁行9間、梁間6.5間の主体部分と、その西側に雁行して桁行・梁間共5間の角屋(馬屋)が 突き出す特徴的な形状。
屋根の箱棟やおくざしきの付書院、どまに続くうまやを付属するなどの 当時の格式ある民家としての風格が残されていました。
↑ 釘隠しや
↑ 書院風の窓枠
台所 写真ぶれてしまいました。
写真ブレなければこんな感じ ↑ 画像お借りしました。
部屋に囲炉裏はなくかまど近くにありました。これもブレて(T_T)
↑ かまどの写真画像お借りしました。
最初の画像にもありましたが、屋根に縦に紐状のものがあります。
これはカラスよけ
カラスが茅を抜かないようにするため。
昔の農具なども多数。
母屋とは別に農機具類を入れる小屋もありました。
沢山お話を聞いて東京都文化財古民家めぐり(東京9区)もいいなあ
と。
秋を満喫しています。